ルールガイド

ルールの紹介と解説

行動

ゴッドティアーのゲーム中では、各勇者と従者はそれぞれのフェイズにつき1つの行動を行うことができ、1つの行動中にはそれぞれ2つのアクションを行うことが出来ます。

勇者や従者が行える行動中のアクションには以下のものがあります。


行軍アクションは勇者と従者のどちらも実行可能なアクションです。このアクションを実行した場合、モデルはそれぞれ自分の移動力に記された値の数のヘックスを移動します。

従者が行軍アクションを選択した場合、その従者と同じユニット内に存在するモデルはそれぞれ移動を行えます。それぞれのモデルについて移動をどのように行うかは自由に決定することが出来ます。

移動にはいくつかの制限があり、以下のルールには必ず従わねばなりません。

■目標ヘックスに侵入できるのは勇者モデルのみです。
■他のモデル/ユニットがいるヘックスを通過することはできません。
■既に1つのヘックス上に3体のモデルがいる場合は、同じ従者のユニットのモデルであっても侵入できません。1つのヘックス上に置くことが出来るのは最大3体までであり、別のユニットのモデルがいるヘックスには侵入できません。



モデルはそれぞれ行動中に使用できるスキルを持っており、それぞれのスタットカードにアイコンとともに記載されています。それぞれのスキルはそれに書かれたアイコンによってそれがどのようなスキルであるかを見分けることができます。

自己効果:このスキルアイコンを持つスキルは、使用するモデル自身、あるいはその従者のユニット全体を対象としたスキルであることを表しています。
強化効果:このスキルは自分または自分のユニット、あるいは味方のモデルに対して何らかの効果を発揮する効果であることを表しています。
影響効果:このスキルは特定の範囲、あるいは特定のヘックスやその上にいるモデルに対して何らかの効果を発揮することを表しています。
攻撃効果:このスキルは敵モデルや敵ユニットを対象とし、それに対して何らかの効果を発揮することを表しています。

それぞれのスキルはそれを使うモデルの行動中に(特に記載がないかぎり)1度、1つのアクションとして実行することが出来ます。異なるスキルであればそれぞれを同一の行動中に使用可能です。

従者がスキルを使用する場合、従者のユニットの中のいずれか1体のモデルだけがスキルを使用します。1つのスキルをユニットの各モデルが使用するわけではないことに注意してください。



例として、ランゴッシュのスキルの1つである顎割りを見てみましょう。このスキルには攻撃効果のアイコンが書かれているため、これが敵を対象としたスキルの事であることがわかります。



次に、スキルの右上を見てください。

このスキルの使用に必要な数値が書かれており、スキルを使用する際にはここに書かれた数値を利用した判定を行います。ここに-が記載されている場合、そのスキルではその項目は用いないという意味になります。

範囲:このスキルがどれほどの距離まで影響を与えることが出来るかが記載されています。このスキルのように1と書かれていれば1つ横のヘックスが範囲です。
精度:このスキルが成功するために必要な判定を行う際に振ることが出来るダイスの数が記載されています。このスキルであれば3個となります。出目の数が対象の回避を上回った場合、そのスキルは成功となります。
ダメージ:このスキルがダメージを与える場合、その値を判定する際に振ることが出来るダイスの数が記載されています。この場合は7個となります。ダイスの出目から対象の防御を引いた残りがダメージとして与えられます。

スキルのテキスト欄にはこのスキルの持つ特殊な効果が書かれています。このスキルの場合は成功効果が書かれているため、ヒットの判定が成功した時に効果を発揮します。

従者のスキルには、判定用の数値が複数書かれているものがあります。


これはその従者のユニット内のモデルが、このスキルを使用したモデルと同一のヘックス内に何体含まれているかで数値が変動することを示しています。1列目は1体の場合、同一ヘックス内に2体いる場合は2列目、3体いる場合は3列目の数値を用います。

従者がスキルからダメージを受けた場合、1回のダメージ判定でダメージを受けるのは1体のモデルだけです。余剰分のダメージがユニットの他のモデルに与えられることはありません。









⇑TOP⇑